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Q . ティーカッププードルの子犬はいますか?
Q . ブリーダーなのに、あまり安くないのはなぜですか?
Q . 散歩までのワクチンは二回?それとも三回?
Q . クリーム・パイドのフレンチブルドッグ、レアカラーのトイプードルはいますか? NEW
A .
当犬舎ではティーカッププードルは産まれませんが、ティーカップサイズに収まるトイプードルはいます。
この意味わかりますか。
ティーカッププードルという犬種はありません。ティーカップサイズのトイプードルが世間でティーカッププードルと呼ばれているだけです。
ティーカップサイズもタイニーサイズもJKCでは非公式なサイズです。
つまり産まれた時点ではみんなトイプードルで、ティーカッププードルも当然犬種はトイプードルです。
産まれた時のサイズも当てにはなりません。産まれた時に小さい子は、ただの未熟児です。
また犬種として認められていないということは、安定して産まれる種ではないということを物語っています。
産まれた時点ではみんなトイプードルなのですから、ブリーダーでも確実に成犬時のサイズを当てることなんてできません。もしできる人がいたら「わーすごいなー」と思います。
当犬舎は一応の目安で「このぐらいのサイズになると思いますよ」とは言いますが、「絶対」という言葉は使いません。いや責任逃れではないですよ(笑)。ブリーダーとして無責任なことは言わないだけです。
飼ってから大きくなったという話をよく聞きます。必ず小さくなるようなことを言ったブリーダーも悪いとは思いますが、この様な事を知らずに購入したオーナー様にもわずかながら責任があるのではないでしょうか。
ではどうすればティーカップサイズの子犬を飼う事ができるのかと言えば、それはもう成長が落ち着いた1才過ぎの子犬を飼うしかほぼ方法はないと思います。
いくら小振りな家系の子で、前に産まれた兄弟が小さいからと言っても、生き物ですからその子だけ大きくなる可能性もあります。
どうしても月齢が若いうちに迎えたいという方は、3、4か月時の体重の二倍が成犬時の体重の目安とよく言われていますので、それで判断してもよいでしょう。
それでも中には食事制限をしているだけの子がいるかもしれません。そういう子は飼ってからグングン大きくなります。もしこれを参考にするのでしたら、子犬が小さくてもコロコロ太っているか確認してみてください。
また、これは個人的な意見ですが、経験上鼻の小さい子は小さく収まる子が多い様に思います。
鼻が小さい子が小さく収まるというより、鼻が小さいと顔もコンパクトにまとまり、頭も小さい、頭の小さい子はあまり大きくならないということでしょうか。ですので、これも確率論でしかありません。
結局のところ結論は、どこから迎えるとしても2か月ぐらいの子犬をティーカッププードルとして購入するのは無謀ということです。もし大きくなっても、迎えた家族、我が子だという位の気持ちでお迎えするのがよいのではないでしょうか。
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Q . ブリーダーなのに、あまり安くないのはなぜですか?
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A .
これは考え方次第だと思います。
結論から言うと、ブリーダーのところで18万円の犬とペットショップで16万円の犬、経済の仕組みを考えれば、ブリーダーの18万の犬を飼う方がお得です。
ほとんどのペットショップはブリーダーから子犬を仕入れています。中には市場から格安で仕入れているところもあります。
それに比べて当犬舎は直売です。つまり仲介料はかかっていません。
じゃあ、どうしてペットショップより高い場合もあるのかと言えば、ペットショップの子犬はペットショップに卸す用に産まれている子犬で、直売型のブリーダーの子犬はこだわりを持って繁殖している子犬だからです。
前者は産まれた時からペットショップに卸す事が決まっているわけですから、ブリーダーは特にこだわりを持つ必要がありません。と言うより卸し値があまりにも安すぎてこだわりを持つ事ができないのではないでしょうか。そのせいと言うのはいささか乱暴ですが、そういうこともあって志の低いブリーダーから可哀想な子犬がたくさん産まれてしまっているのだと思います。
ペットショップのトイプードルでしたら、仕入れ値は1〜3万が普通、高くても7、8万ぐらいというのは、ペットショップの方から直接聞いているので知っています。
「それに比べて」という言い方もちょっと嫌らしいので(笑)、詳しくは割愛させていただき、皆様に想像を膨らませて欲しいのですが、それでもよくわからないという方にわかりやすく言えば、当犬舎の子犬は一頭あたり、3万の経費ではとても育てられません。つまり18万の価値がある子犬と3万で仕入れて16万で売っている子犬の違いです。大げさに言うと、もしうちで18万の子犬がペットショップで販売されれば30万〜40万になるということです。
余談ですが、流通量の多い東京等のペットショップでうちの子犬を売るとすれば、ホームページで出している価格の二倍でも売れる自信があります。
実際、付き合いがある方がどうしてもと言うので、ショーケースに入れない事と値段を下げないという事を条件に譲り渡したことがありあますが、三倍近くで売れたそうです。びっくりですね。
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A .
結論から言うと二回でよいと思いますし、三回目は保険だと思っています。
こちらの掛り付けの獣医師さんも二回で十分だと言っています。
そう言うと「このブリーダーは移行抗体のことを何も知らないのか」と言われそうですが、もちろんわかっています。
移行抗体は母親の初乳(産後24時間以内に出る母乳)から受け付ぐ抗体で、42日から150日で消失します。この移行抗体が20%以上あるうちはワクチンで抗体を作れません。
ところが犬の1才は人間で言えば17才と言うように、1才まで急激に精神が成長します。生後3、4か月は言わば小学校入学の前後になります。
私が二回を進めるのは、その時期を家の中だけで過ごさせるか、外へ出してたくさん経験を積ませるかということを天秤にかけたときに、移行抗体を含めて考えても遥かに後者の方がよいからです。
この時期に家の中に閉じ込めてしまえば、せっかくこちらで家族と育ち社会性を持った意味が薄れてしますからです。
とは言え、実際獣医師さんから三回を勧められれば、これから子犬の面倒を見てくれるのですから、断りづらいとは思います。
本当に親身に思っているかもしれませんし、もしかするとその後、必要のない検査や薬を進めてくる利益主義の獣医師さんかもしれません。結局のところ二回接種する、三回接種する、セカンドオピニオンを受けるなど、最後に決めるのは、子犬の親である飼い主様の判断でよいと思います。
三回接種する場合でも抱っこして外の様子を見せたり、人間と触れ合わせてあげてください。(けして犬と接触させないように)
それでも心配な方は血液検査で抗体価を測定できますので、掛り付けの動物病院に聞いてみてください。
話は変わりますが、現在の幼齡動物の販売規制は45日と設定されています。移行抗体は42日で切れる場合もあります。そしてワクチンで十分な抗体ができるのには一週間程度かかります。
ペットショップで子犬を買ってはいけないと言う理由の一つは、その様なあやふやなときに全国から市場や店に集められ、たくさんの犬と接触している子犬だからです。
業界では市場は子犬の展覧会ではなく、病気の展覧会と言われています。
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Q . クリーム・パイドのフレンチブルドッグ、レアカラーのトイプードルはいますか?
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A .
「クリーム・パイドのフレンチブルッドッグはいますか」とよく聞かれます。特徴的で人気がありますからね。
人気があるのでこの二色が産まれるのを狙って交配をしているブリーダーさんもいます。簡単なことで「クリーム×クリーム」「パイド×パイド」で掛け合わせれば、子犬もクリーム・パイドが産まれます。
ですがこの組合せはNGです。
何がNGかというと病気の子が産まれやすくなります。
病気のリスクを考えれば、父か母のどちらかはブリンドルかフォーン(できればブラックマスク)の組合せにしなければいけません。ですから「クリーム×パイド」もNGです。
つまり、きちんとした掛け合わせをしていれば、クリーム・パイドは産まれにくいのです。
フレンチブルドッグを繁殖している以上、このことを知らないわけはありません。子犬がみんなクリーム、またはパイドという場合は注意が必要です。
また子犬の色素が薄い、鼻の色が薄かったり、目の色が薄い、それから黒目が小さいとう場合も注意が必要です。
トイプードルにも掛け合わせてはいけない組合せがあって、別系統の中間色同士がそうです。「レッド×シルバー」「ブラウン×シルバー」等がそうです。
このように犬種によって掛け合わせてはいけない組合せがあります。もちろんそのような掛け合わせを行っている利益主義のブリーダーも悪いのですが、子犬を飼う以上、飼い主様が責任を持って予めその様なことを調べておくべきだとも思います。
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