PRA(進行性網膜萎縮症)とは、簡単に言えば失明、目が見えなくなる病気で、発症してしまうと完治はできません。
怖い病気ですが、遺伝性のもので、親のDNA検査をしていれば、子犬がPRAを発症する可能性があるかわかります。
「そんな病気だから発症率が低いんでしょ?」と思った方、いいえ違います。DNA検査をしたトイプードルのうち約半数が、PRAを発症する子犬を産む可能性があると判定されています。
全体ではなく、「検査をした」というところがまた考えもので、いい加減なブリーダーなら検査もしていません。つまりきちんとポリシーを持って繁殖を行っているブリーダーのトイプードルでさえ、それだけPRA遺伝子を持っているのですから、実際はそれより多くなるのではないかと思います。
なぜこのようなことになったのでしょう。トイプードルが流行し、いい加減なブリーダーが何も考えず、売れるからと、どんどん繁殖を行い、ブームが落ち着くと、今度は安くしてどんどん売ろうとしているからです。
ミヤギサクラ犬舎のトイプードルの父犬・母犬は、DNA検査を行い、PRAを発症しない組合せでだけ繁殖をしています。
※DNA検査はトイプードルのみ行っています。フレンチブルドッグがPRAを発症する確率は極めて低くいと言われています。